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MAME総括2020


今期はリリース見送り月が2回もあったし、例年に比べ寂しい状況になるかと
思いましたが、終わってみれば例年より劣るという感じも無かったですね。

あくまで個人的なランキングなので、今期はこんなのが対応されたんだって
程度で見て頂ければと思います。





新規対応(&動作可に昇格)ランキング


初めは新規対応だけで構成しようと考えて作成していましたが、下位ランクが
似たようなコナミゲーばかりで埋まってしまい、面白みに欠けるランキングに
なりかねないので、動作可に昇格したタイトルを含め、バランスを取りました。

今回は1位から順にベスト10を発表します。



1・モニ太とリモ子のヘッドオンチャンネル


2020年最後にして予想外な没ゲーが正に寝耳に水で滑り込み、トップへ。
HBMAMEなので入れるべきか迷いましたが、インパクトが強すぎた。
(今後本家MAMEに収まる可能性はあるから、来期のランキングに持ち越しも考えたが、
収まらなかった場合、このまま立ち消えになるのは勿体ない。)

タイトルのインパクトで、名前だけは知られていましたが、モノ自体はヘッドオンの
リメイクである事以外、かなり謎に包まれていました。

1994年製で、ポリゴン時代の幕開けと言える時で、正にリメイクブームとは真逆の
ムーブメントでタイミングが悪すぎるし、ヘッドオンのリメイクはカウンターラン
(1988年)で一度失敗してるわけだし、この状況で売るのは厳しかったかも。

そうえば、コナミのFAST LANEもヘッドオンのリメイクで国内未発売でしたね。
海外では発売されたようなので、ヘッドオン自体海外のほうが人気高めなのかな?

そう考えると、日本人向けなグラフィック変更になっているというのも一因かも。




2・グルンパ!


こちらもタイトル以外結構謎だった没ゲーで、レア度では1位と甲乙つけがたい
レアさではありますが、インパクトの強さの差で2位となりました。

ゲームとしては落ちモノ系で作りば無難すぎるし、難易度低めなのも没になった一因か。

1993年製で、この頃は落ちモノブームも終わって格闘ゲーム全盛の時代だった訳だし、
没もやむなしといったところ。




3・じゃんけんゲーム あっちむいてホイ!


こちらはちゃんと発売されているタイトル。
ゲームシステム的に、こちらはプライズ機に分類されるジャンルになるので、
もっとランクが下がりそうですが、レア度は十分高いし、データイーストで
ネタ的にもおいしいタイトルなので、3位でもヨシ!

1996年製で、データイーストはアーケードからの撤退を視野に入れていたと思うし、
あまり台数は作られなかったのかなとも思う。
(そしてこのゲームが撤退の後押ししたんじゃないかと。)




4・グリーンベレー(アイレム)


かなり初期(Ver.0.62)から対応されていたものの、ずっと動作不可状態
だったものがついに動作。レアさで考えたら3位でも良かったのですが、
サウンドが未対応で、音が一切出ない状態なので一つ下げました。

1980年製で、この頃でもキャラが小ささで見劣りしていたし、前作にあたるコマンダー
(MAME未対応)と比べても画面が整理されておらず、わかりにくさに拍車をかけている。




5・エアウォーカーズ


未発売タイトルですが、スポーツゲームは印象が薄くなりがちで、この順位。

自分はスポーツゲームはやらないほうですが、そんな中でもバスケットボールは
結構好きなほうなので、それも多少順位に反映しているかも

1997年製で、ひょっとしてデータイースト表記のアーケードって、これが最終作?




6・Super Motor (プロトタイプ)


海外向けだが、かなり未完成な状態で、まだゲームと呼べないくらいのレベル。
逆にここまでのプロトタイプは相当レアと判断し、レア度だけでこの順位。

テクフリ社の前身、Duintronic社が開発したゲームで、もし完成していたとしても、
恐らく日本には入ってこなかったと思う。(サウロという前例はあるけど)
ちなみに、製作年は不明との事。




7・デモンアイ-X


こちらも対応自体はかなり前(0.75)で、ボスが表示されず遊べない状態がずっと
続いていたものが、ボスが表示され、まともに遊べるようになりました。

グリーンベレーと似た境遇ですが、レア度の高さ、ゲーム内容、動作可能になる
前からある程度はプレイ出来ていたという部分もあって、数歩及ばずこの順位。

1981年製で、この手のインベーダー/ギャラクシン系は食傷気味で、新しいゲーム性
が求められていた時代でもあるし、出回りが悪かったのも頷ける。




8・対局コンピューターマージャン


この頃のアーケード麻雀は混沌としていた時代で、どれが出回っていたのか、
どれがレアなのか良くわからないが、多分これはレアなほうだと思うので、
順位的に妥当なところか。

ジャンピューターだけ見ても、正規許諾品だけで10種類くらいあるし、海賊版は
ロイヤルマージャンを除いたとしても)把握できないくらいあるようだし。

MAMEで対応しているジャンピューターのタイトルを冠したものは海賊版のみで、
正規許諾品はTTマージャンと、この対局マージャンしかない状況。
今となっては、正規品はどれもレアなのかも知れません。




9・ゲーム&ウオッチ系


それぞれ単品では(思い入れも弱いので)ランク入りも望めないのですが、
ゲーム&ウオッチのタイトルが(別バージンでの未対応はあるものの)
ついにコンプリートしたというのは無視はできない事象といえるので、
全部足して記念的にランクインさせました。

ちなみに今期追加されたのはこの6タイトル。

クラブグラブ
ピンボール
スヌーピー(パノラマスクリーン)
ドンキーコング3(マイクロVSシステム)
ドンキーコングホッケー(マイクロVSシステム)
ポパイ(パノラマスクリーン)




10・ポップンステージEX


他に幾つか候補があって団子状態だったのですが、ランクインさせた要因は、
レア度の高さ、長い間動作していなかったものがやっと動作にまで至った事、
ダンスゲーとしては微妙だけど、エミュレーターなら10キーの音ゲーとして、
そこそこ遊べるモノになるというのもポイントで、この順位。

で、惜しくも選外にしたタイトルはアニメチャンプグレートビシバシチャンプ
ダンスダンスレボリューションキッズ
、キッズメダル系全般といったコナミ勢。




新規クローンランキング


初めは新規対応に含めて一纏めでランキングにしようかとも考えましたが、
終わってみればクローンもなかなか充実したランキングになりました。

こちらのランキングはレア度よりも、内容の違いを重点に置いています。



1・フォゴットンワールド(日本版)


こちらも最終更新で対応されたものが滑り込み一位を獲得。

MEMEでは(日本版)とだけ表記されていますが、かなりプロトタイプな状態。
とにかく発売版との違いが多数見受けられ、レア度も十分にあります。




2・ボレンチ(日本版)


未発売ゲームですが、海外版は既に対応済みで、今回日本版が追加されました。
レア度はかなり高く、ゲームも日本語になるので日本版の価値も高くこの順位。

発売前から結構期待されていた作品であったのに、没になった勿体ないゲーム。
アーケードで没になりそうな要因は考えられますが、家庭用も出なかったのは謎。
システムC2だからメガドライブの移植も十分可能だっただろうし。




3・リビット(日本版)


こちらは海外のみ発売され、日本版は未発売なのでこれもかなりのレアモノ。
2位と僅差で、こちらも日本語部分は多いものの、日本版は「蝦蟇の園」という
副題がタイトルに付くのですが、実際のタイトル画面にはそれが反映されてない
事と、海外版は没ってない事でレア度が一歩下がり、3位に甘んじました。

日本版が発売されなかったのはコナミとの権利関係の問題と言われているようですが、
ロケテストの時点で成績が悪すぎた事のほうが大きいのではと思っています。

逆に海外のフロッガー人気は凄まじく、版権取ってでも元が取れると踏んで発売まで
漕ぎ着けたのではと思うし。
(元が取れたのかは知らないが。)




4・ガンネイル(ロケテスト版)


今期はロケテスト版の対応が多い年でもありました。
そんな中、ガンネイルは発売版と違いが大きかったのでランクイン。

他に今期対応したロケテスト系のタイトルを書き出すと、

怒首領蜂大往生(ロケテスト版)
バトルガレッガ(ロケテスト版)
エアデュエル(US ロケテスト版)
首領蜂(撮影バージョン)
レースドライビン(コンパクト版プロトタイプ)
サンダーフォースAC(プロトタイプ海賊版)

などが挙げられます。レア度だけで言えばどれもかなり高いといえますが、いずれも
発売版との差異が殆ど感じられなかったので、これらはランク外にしています。

この中でサンダーフォースACだけは別の理由で、これが本物のプロトタイプであれば
2位でもおかしくないくらいのものなのですが、海賊版でプロトタイプ風に仕上げた
だけで、本当にプロトタイプなのかという疑惑があって、ちょっと慎重にならざるを
得ない状況で、あえて選外にしました。
(真相を知っている方は、是非教えて下さい。)




5・ミンキーモンキー(日本版)


この時代にして、条件表示に(種類は少ないが)漢字が使われているのは珍しい。
今となってはレア度も高いですが、順位的にはこのあたりとなりました。

まあ、本当にそれだけで、ゲームとしてはどうしようもない出来なんですが。
(個人的にはアーケード屈指のクソゲーという印象で、良い思い出が無い。)




6・プロップサイクル(日本版)


こちらも最終更新で入ってきたクローン。
レア度はそこまで高いは無いですが、日本語になるメリットは大きいのでこの順位。

でも、あの操作性あってこそ映えるゲームなので、エミュレータでは味気ない。





7・ポップンミュージック(日本版)


こちらも日本語に変わる部分は多く、どちらのランクを上にするか迷いましたが、
そこまで日本語になるメリットは高くないし、レア度は低くて今まで日本版が対応
していなかった事が不思議なくらいなので一つ下げました。

あと、エミュレートも表示に不具合あるし、音ズレもあるし、そういう点でも差が出る。
(個人的には結構プレイしていてい思い入れはこっちのほうが上なのだが。)




8・ダートダッシュ(日本版)


6~8位は本当に僅差なのですが、日本版のメリットや、個人的な思いれも入って
こういう順位になりました。

対応された時すら、それまで日本版が未対応だった事も知らなかったくらいの思い入れ。




9・ガンスモーク(ドイツ検閲版)


ゲーム内容はアーケード版と同じなのですが、とにかくお尋ね者の絵面が面白い。
当時のドイツの規制で変更を余儀なくされた為とはいえ、センスも技術も高い。
それだけで、この順位にする価値があります。

ガンスモーク自体が遊べるゲームだし、エミュレートも完全だし、その辺りの不満が無く、
レア度は不明だけど、恐らくレア度も高いと思う。

※1/11追記
タイトル名に間違いがあったので訂正しました。コメントでのご報告ありがとうございます。




10・ツインビー(バブルシステム版)


正直、ROM版との違いは殆ど無いといえますが、バブルシステム版である事は注目
すべき点で、今回のランキングの意に反していますが、最後に突っ込みました。

違いといえば、起動するまでの時間が長くなったという、むしろデメリットと言える違い
になってしまいますが……。


あと、他に候補に挙げていたが、選外になったのは、

The Last Apostle Puppetshow(霊界導士の海外版)

ネタ的には面白いし、インパクトも十分あったのですが、タイトル画面以外に違いが
無さそうなのと、9位のガンスモークのインパクトには劣るので惜しくも選外。

ルート16(日本版(サン電子))

これは思い入れもも強いし嬉しい追加ではあったのですが、タイトル画面のメーカー表記
以外に違いがあるのかわからず、これが入るならその前にロケテスト軍団が優先される。

レイクライシス(海外版)

これが逆の状況(日本版が後に対応)だったら、ランクインさせていたところです。





最後に、更新関係のランキングについてはシステム全体のオーバーホールが多く、
サウンド関係の更新も一長一短あってランキングにしにくい状況。

ディスクリート音のネットリスト化は、今まで出なかった音が出る恩恵は大きいが、
samplesを使っていたタイトルは音が減ったり、音自体が再現が出来てなかったり、
パフォーマンスの大幅な低下もあって難しい問題。

ソフトウェアの更新もビューポイント2064クーリースカンクなど、レアモノ
も幾つか出ましたが、ランキングにするには頭数が足りない。


あと個別の修正も挙げるとしたらこんな感じ。(タイトル名順)

1942のスプライト処理(カプコンロゴ部分)の修正
アラビアンファイトの背景レイヤー修正
カルテットのプロテクト修正により移動床が表示
ギャプラスの星スクロール修正
ザ・グレイト・ラグタイムショーの画像処理の改良
サプライズアタックの背景の回転処理実装
スペースハリアーのプロテクトシミュレーション改良
チェイスボンバーズの道路表示修正
チューブパニックのスキップ問題とフォントの修正
N.Y.キャプターのネームエントリースキップ問題の修正
beatmania IIDX系で、画面モードの改良により同期が修正
ボスコニアンプライオリティとタイトル画面の修正
ランパートのプロテクト修正によりフリーズ回避

仮にこの中でランク付けするとしたら、1・グレイトラグタイムショー、2・ギャプラス
というところで、あとの並びはなかなか難しいかな。


これにて2020年の総括は終了。また来年!

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コメント

非公開コメント

No title

ヘッドオンチャンネルが気になってHBMAME入れて実際にやってみました。(最初の方だけ)
原作と違ってパワーアップがあるので初心者を取り込めそうな感じがしましたが、
ロケテストではダメだったようですね。
メガドライブ版作ったとしても、どうだったか・・・(コアなMDユーザーには不向きかと)

参考URL:
https://www.wizforest.com/diary/150729.html

Re: No title

初心者向けの難易度(≒長時間プレイ)が仇となって、インカムが悪かったという感じですね。
1995年頃じゃメガドラで出すのも厳しそうだし。

No title

ここで昔セガに在籍してた方が、モニ太とリモ子のヘッドオンチャンネルの
企画から製作の経緯を簡単に語ってられますので参考まで。
https://www.wizforest.com/diary/150729.html

個人的なプレイ感想ですが、デキはそんなに悪くなくローコストのC2基板用だったし、
発売してもそこそこ行けたと思いますが、当時のセガはもうST-Vへ移行でしたしそういう意味で切られたかな?
メガドラだと1995年末には『ぺぺんがPENGO』なんてのも出てたし、どさくさに紛れてリメイクシリーズとして発売してほしかったw

Re: No title

前の書き込みの方も参照URLとして紹介して頂いていますが、お二方共に情報提供ありがとうございます。
その方のブログは他にもワンサガン(没ゲー)の詳細も書いていて興味深いです。

コラムスⅢはアーケード版が没って、メガドラ版があまり売れなかったから、
ヘッドオンチャンネルも売れないと判断してやめたのかも知れないですね。
(コラムスⅢはメガドラ版のほうが先という話もありますが)

ガンスモークのコンソール版とはCensoredのことでしょうか?
これはコンソールではなくセンサード、検閲済みという意味です。

Re: タイトルなし

ミスのご指摘ありがとうございます。
完全に空目で書いていました、お恥ずかしい限りです。
ドイツ検閲版と修正させていただきました。
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